メニュー

舌下免疫療法(スギ花粉症、ダニアレルギーの治療)

舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌の下に投与し、少しずつ体内に吸収させることで、スギ花粉、ダニのアレルギー反応を弱めていく治療法です。この治療を長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。

症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

舌下免疫療法のメリット

 これまでは注射による治療が主でしたが、「通院が週に何回も必要」「痛い注射をしなくてはならない」など、患者さんにとって大きな負担になっていました。舌下免疫療法は「痛みなく」「自宅で」服用できるなど、負担が少なく治療ができるメリットがあります。またこのような方には特にお勧めします。

「毎年スギ花粉症、またはダニアレルギーでお悩みの12歳以上の方、 

「数年以内に妊娠の希望や予定はないが、将来に妊娠した際に薬が使えないのが不安な方」、  

将来受験を迎える時期にスギ花粉症、またはダニアレルギーが心配な12歳以上の学生の方」 

舌下免疫療法の注意点
  • 充分な効果が出るまで最低2年程度、毎日服用する必要があります
  • 即効性を期待して行うものではありません
  • 全体的に7~8割の方に何らかの効果がありますが、完治するのは1~2割程度と言われています
  • 全ての患者に効果が期待できる訳ではありません
期待できる効果
  • 鼻水、鼻づまり、くしゃみの改善
  • 涙目、目のかゆみの改善
  • アレルギー治療薬の減量
  • 生活の質の改善 
対象となる方
  • 12歳以上のスギ花粉症、またはダニアレルギーの方(高齢者の方も治療を受けることができます)
  • 用法・用量を守り、毎日服用可能な方
  • 少なくとも1か月に1度、受診が可能な方

 下記の方は治療対象外になりますのでご了承ください。

  • 12歳未満のお子様
  • 妊娠中または授乳中の方、2~3年以内に妊娠希望の方
  • 喘息や気管支喘息の症状が強く出ている方
  • 重症の口腔アレルギーの方
  • 抜歯後などの口腔内の術後、傷や炎症などがある方
  • ステロイドや抗がん剤、β阻害薬使用など特定の薬を使用されている方

上記の他にも、適応できないケースもありますので、当院医師とよくご相談ください。

副作用について

主な副作用として、口内炎、口の中の腫れ、のどのかゆみ、耳のかゆみ、頭痛などの症状が出ることがあります。

重症の副作用(喘息発作、消化器症状、ショック症状)の可能性もゼロではありません。

治療費について 

薬価は3割負担の方で月1,000円(1割の方はその1/3です)程度です。その他、必要に応じて検査料やアレルギー治療薬の処方料などが加わることがあります。

その他注意点
  • 1年を通じて治療をしますので、毎月ほぼ同額の治療費となります。また、治療開始前の検査など1年に1~2回の検査が必要となりますので、別途検査費負担がかかります。
  • スギ花粉、ダニアレルギー以外のアレルギー抗原による花粉症の方には、効果が期待できません。
  • ダニアレルギーの舌下免疫療法はいつでも開始が可能ですが、スギ花粉症の舌下免疫治療はスギ花粉の飛散が始まる直前や飛散時期は効果がでないだけでなく、安全性にも問題がありますので、スギ花粉症の舌下免疫治療を開始することはできません

治療の流れ

step001問診・検査

治療の対象となるかどうか、問診で判断させていただきます。
治療のため、初回はスギ花粉症と診断する事が必須ですので、血液検査で確認いたします。最近2~3年以内に行ったアレルギー検査の結果をお持ちいただいても構いません。

step002治療説明

治療スケジュール・服用方法・起こりうる副作用を説明いたします。その上で治療を受ける意思を確認します。

step003投与開始

初回は、クリニックで投与します。投与した後は、30分間副作用が生じないか様子を見ます。大きな問題がなければ、翌日からは毎日自宅で服用していただきます。           

step004容量漸増(スギ:投与1~2週目 ダニ:投与1週目)

来院時に患者さんの体調や投与部位の状態、副作用発現の有無などを確認し、このまま治療を続けても良いかどうかを判断します。

step005治療継続(スギ:投与3週目以降 ダニ:投与2週目以降)

前回同様、来院時に患者さんの体調や投与部位の状態、副作用発現の有無などを確認し、必要に応じてアレルギー治療薬にて、症状軽減を図ることがあります。

 

logo_siteid1

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME